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地上にタバコが存在する限り

路上にせよ駅にせよ、禁煙場所で吸うヒトは一定の確率で存在するので実効性は疑わしい。また、lemgmnsc-bara 氏が指摘する如く、出入り口でゲートキーパーよろしく吸うのも必ずいるので、かえってタバコ煙を浴びる機会が増えている可能性がある(「喫煙室設置の徹底を」 All About 身辺雑事)。飲食店の「分煙」は分煙になっていないことが多い上、酒を出す時間になると分煙ですらなくなるところもある。世の先鋭的な喫煙者は、少数派への弾圧だのファシズムだのと感情的な反発を恥じるところなく示しているが、実体は逆だ。

かかる喫煙者・非喫煙者の不均衡を是正する一手段に、タバコを一掃することが挙げられるが、それは非現実的だ。仮に非合法化できたとしても、反社会勢力の資金源になる可能性が高い。そこまでドラスティックな手法をとるまでもなく、路上や駅での飲酒と同様、「公共の場での喫煙がみっともない」という意識が広がるのを待つしかないのか。




JR東、首都圏の駅全面禁煙に 来年4月から、約200駅 2008年12月11日 17時53分 Kyodo News


"JR東日本は11日、首都圏約200の駅で、ホームにある約370カ所の喫煙所を撤去し、来年4月1日から全面禁煙を実施すると発表。東京、上野、新宿、大宮各駅の換気設備を備えた喫煙室は残す。"
by doopylily | 2008-12-11 20:37


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