AEDの普及で、障害が残る人が減ったようだ。

米国の医学誌、ニューイングランドジャーナルオブメディシンの3月18日号に掲載された記事によると、AEDの普及に伴い、心室細動による心停止に対して素人によるAED処置の比率が増加した。この処置が行われた人では、発作が起こって一ヵ月後の時点での神経障害が殆ど残っていない人の割合が31.6%であった。これに対し、全体での比率は14.4%であった。京大の川村教授らのグループによる。

"Nationwide Public-Access Defibrillation in Japan"

非医師による処置ということで、恐ろしげな感じはあるが、それでも462人もの人が人助けに協力している。そのなかに、救急救命士が何人入っているかは判らないが、それでも日本に生まれてよかったと思う瞬間。なお、メーカーのサイトを見ると、使い方として、あたかも自分の判断で電気ショックを与えるかのように思えてしまうが、実際はそうではない。このサイトにあるように、取り付けた電極から心電図を読み取り、機械が診断した上で必要なら、電気ショックを与えるようになっている。ただ音声ガイドの通りやればよいだけだ。

(日本光電のサイトより)
「よくあるご質問」

「Q: どんなときにAEDが必要なのですか?
A: 倒れている傷病者に、意識がなく、普段どおりの呼吸がないときに、AEDを使用してください。」

なお、若し仮にその人が亡くなったとしても、AEDを使用した人の責任が問われることはない。

「Q: AEDを使用して、万が一亡くなられた場合、責任を問われることはないですか?
A: 2004年7月1日の厚生労働省通知により、救命の現場に居合わせた市民が救命のためにやむを得ず行った場合には、医師法上、民事上、刑事上、責任は問われないとされています。」(同上)
[PR]
by doopylily | 2010-03-18 14:13


<< 無定見政府 大学は出たけれど >>