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後半戦

与党の代表選≒総理大臣を決める選挙なので、ニュースバリューが高いのは当たり前だし、政治のみならず経済への影響もある(現に小沢出馬で一時的に国債売りがupした)。それに新聞やテレビの報道が民主代表選一色というわけではない。また、ずっと「円高、不況、雇用の不振が」って騒いでるけど、それこそ通俗的というかレベルの低い「経済」記事に踊らされているのではないか。雇用統計は改善しているし、GDPの伸びは最低だけど縮んでいるわけではないし、貿易収支は対米・対アジア・対中国・対EUいずれも伸び続けている(財務省貿易統計)。7月など統計史上4番目の輸出総額で、貿易収支は8024億の黒字となっている。
とはいえ、おととい出た8月上旬のデータや各アナリストの予想(スケアクロウ投資経済研究所)からすると9月以降は厳しいと思われる。これを財政出動で賄っても、多分延命治療に過ぎないので、いずれは行き詰るだろう。しかしいったんは焼け野原にならないと産業構造の転換などは無理だと思うので、小沢総理誕生でクラッシュするのも良いのかもしれない。
by doopylily | 2010-09-01 13:34


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