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「表現の自由のため」上映を強いるかのような物言い

李纓という中国人が監督したということで、我々から見れば看過しがたいような点があるやとは思うけど、「抗議活動」とやらで上映を自粛してしまうことはさらに気色が悪い。つい先日もあった日教組集会に対する某ホテルの会場貸し出しキャンセルを思い出す。しかし、リスクという概念が一般には理解されているとはいいがたい状況で、何かあればスケープゴートを探し出してこれをつるし上げるという病んだ社会こそがその根源にあるのではないか。そのような社会ではトラブルを避けたいと思うのは自然な感情だし、企業が事なかれ主義的な選択をしてしまうことも致し方のないことだ。それならば、
「上映中止になったことに憤りを感じる」
だの
「『表現の自由が侵されかねない』とする」
だのと、紙面を使ってマスゴミが「報道」することも企業にとっては示威的な効果があるのだろうから表現の自由への侵害というべきだろう。また、そこまで主張するのならば、当の新聞社が毎日新聞ホールなり朝日ホールなりでも貸し出してやればよいではないか。

<映画>「靖国」上映、映画館が相次ぎ自粛 [ 03月31日 21時28分 ]
毎日新聞社

”3月18日に東京・新宿のバトル9が上映取りやめを決定。その後、銀座シネパトス、渋谷Q―AXシネマ、シネマート六本木、シネマート心斎橋も中止を決めた。銀座シネパトスを経営するヒューマックスシネマは「上映中止を求める電話がかかったり、周辺で抗議行動があった。近隣や他の観客に迷惑がかかるため、中止を決めた」としている。”
by doopylily | 2008-04-01 08:13 | 記事


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